3月は、年度末で仕事が忙しくなったり、新年度への不安を抱えたり、気候が安定せず体調を悪くしたりと、何かとストレスがたまりやすくなる時期です。
うまくストレスを発散できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストレスと上手に付き合うためには、まず毎日の生活習慣を整えることが大切です。
バランスのとれた食事や、十分な質の良い睡眠、適度な運動が、こころの健康を保つための基礎固めとなります。
〇ストレスに強くなる栄養素・食べ物
・ビタミンC:ストレスに対抗するホルモンを合成します。また、ストレスを受けると大量に減ってしまうビタミンであるため、食べ物から補う必要があります。
主な食べ物・・・ブロッコリー、ピーマン、小松菜、キウイ、柑橘類など
・カルシウム:精神の興奮を抑え、安定させます。鮭やきのこに多く含まれるビタミンDと一緒に食べると吸収率がアップします。
主な食べ物・・・乳製品、小魚、大豆製品、海藻、切り干し大根など
・トリプトファン:幸せホルモンとよばれるセロトニンを作ります。セロトニンは感情の起伏を穏やかにし、ストレスを減らす効果が期待できます。
主な食べ物・・・大豆、乳製品、カツオ、マグロ、卵、アボカドなど
一例をご紹介しましたが、同じものばかり食べても栄養が偏ってしまいます。上手に取り入れて、バランスの良い食事を心がけましょう。
※やけ食いに注意しましょう
やけ食いもひとつのストレス解消方法だという方もいらっしゃるかもしれません。やけ食いは肥満につながったり、あとで食べ過ぎてしまったことの罪悪感でさらにストレスを抱えてしまう可能性があります。また、甘いものやスナック菓子の食べ過ぎも栄養が偏りイライラ感が増すことがあります。どんなものでもほどほどに適切な量を心がけましょう。
食事以外にも、適度な運動、入浴、睡眠、趣味など、ストレスを解消する方法はたくさんあります。自分に合ったものを選び、快適に過ごせるといいですね。