「フレイル」という言葉、一度は聞いたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

〇フレイルとは?
フレイルは「虚弱」「脆弱(ぜいじゃく)」などを意味する「frailty(フルエルティー)」が語源であり、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を指しています。
フレイルには筋力低下などから起きる「身体的フレイル」のみならず、認知機能の低下やうつから起きる「精神・心理的フレイル」、歯や口の衰えから起きる「オーラルフレイル」、独居や閉じこもりを背景にした「社会的フレイル」などの要素も含まれており、高齢者が陥りやすい心身の虚弱を多面的に表した概念です。

〇フレイル予防のために気を付けたい日常のこと
1.適度な運動を習慣にする
毎日の生活にプラス10分の運動がおすすめです。いつもより遠くのスーパーまで歩いて買い物に行く、エレベーターやエスカレーターではなく、なるべく階段を使う、歩幅を広くして早く歩く、などちょっとした運動の積み重ねでフレイルになるリスクを減らせます。

2.バランスの良い食事を心がける
高齢になるにつれ、不足しがちなたんぱく質をしっかり食事で摂ることが大切です。1日3回食事をすること、たんぱく質を多く含む食品(肉、魚介類、卵、大豆製品)を食べることを意識しましょう。

3.外出や人と接する機会を増やす
友人や近所の人との食事や旅行、趣味の集まりやボランティア活動などいろいろな会に積極的に参加し、つながりをつくりましょう。積極的に人と交流している人は介護が必要になるリスクが3~4割ほど低いことがわかっています。